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ノーベル賞

「世界で最も権威のある賞」といわれるノーベル賞。今年はどんな研究・活動に贈られるでしょうか。

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「小学校をやり直したい」 故郷で聞いたノーベル賞「真鍋少年」

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真鍋淑郎さんの生家。現在は所有企業が保養所として利用し、庭や家屋の手入れをしている=愛媛県四国中央市新宮町で2021年10月6日午前9時32分、山中宏之撮影
真鍋淑郎さんの生家。現在は所有企業が保養所として利用し、庭や家屋の手入れをしている=愛媛県四国中央市新宮町で2021年10月6日午前9時32分、山中宏之撮影

 2021年のノーベル物理学賞に選ばれた米プリンストン大上席気象研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)さん(90)は、現在の愛媛県四国中央市新宮町の出身。徳島県境に近い、山と川に恵まれた豊かな自然の中で育った。猛烈な「勉強好き」で知られていた真鍋さん。同級生たちは「しゅくちゃん」の栄誉を静かにたたえ、母校の後輩たちは大先輩の世界的快挙に胸を躍らせた。

 真鍋少年が育った木造2階建ての生家は、集落を見下ろせる場所にある。ぐるりと塀に囲まれ、庭は多くの樹木が生い茂る。ここで、父は代々続く医院を営み、地域の信頼を集めた。約30年前に地元企業が買い取り、現在は保養所として利用されている。

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