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岸田政権誕生、何をなすべきか 安倍・菅政治を総括せよ 「中間層の拡大」昭和の自民復古?

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新首相に選任され、首相任命式と閣僚認証式のため皇居に向かう岸田文雄氏=首相官邸で2021年10月4日午後5時半、幾島健太郎撮影
新首相に選任され、首相任命式と閣僚認証式のため皇居に向かう岸田文雄氏=首相官邸で2021年10月4日午後5時半、幾島健太郎撮影

 岸田文雄政権が4日、誕生した。自民党派閥で保守本流と呼ばれる宏池会(岸田派)出身の首相の誕生は、まだ昭和の面影が色濃く残る1991(平成3)年の宮沢喜一政権以来、実に30年ぶりだ。分配による中間層拡大を掲げ、それは国民の多くが自分を中流階級と考えたかつての「一億総中流」の時代復活を目指しているかのようである。そう、岸田政権は「古き良き昭和」を追い求める内閣なのだ。

 「『丁寧で寛容な政治』なんて、まるで昭和のスローガンみたいな気がしますが、だいぶ古いことを持ち出さないと安倍晋三元首相や菅義偉前首相の政治との違いが出せないと思ったのでは」。そう語るのは、元TBS政治部長で、流通経済大教授の龍崎孝さん(61)である。

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