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コロナ「飲み薬」 今冬にも実用化 感染症、ビジネスには難しく

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塩野義製薬が治験を進める新型コロナウイルスの飲み薬=塩野義製薬提供
塩野義製薬が治験を進める新型コロナウイルスの飲み薬=塩野義製薬提供

 世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症への対応が、この冬にも転換点を迎える可能性が出てきた。そのカギとなるのが、軽症者が自宅で服用できる「飲み薬」の実用化だ。感染後、早期に服用して重症化を防げれば、医療逼迫(ひっぱく)を回避し、季節性インフルエンザのように共存可能な感染症にもなり得る。世界の開発競争はどこまで進み、飲み薬の実用化で感染症対応はどう変わるのか。【横田愛、金秀蓮】

開発の先頭走るメルク、追う塩野義

 「ジグソーパズルの最後の1ピース」。塩野義製薬の手代木(てしろぎ)功社長は9月29日の記者会見で、新型コロナウイルス対策における軽症者向け飲み薬の位置づけをこう表現した。

 感染症への対応は、診断法▽ワクチン▽治療薬――が必須とされる。昨年1月の新型コロナウイルスの国内での初確認以降、まずPCR検査や抗原検査が確立され、今年に入ってワクチンが実用化。中等症から重症患者向けの治療薬は3種類が承認され、7月には軽症段階から使える「ロナプリーブ」、9月には「ゼビュディ」も加わった。

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