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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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山へ…緊迫1キロ 教諭が語る「あの日起きたこと」 請戸小公開へ

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震災当時、請戸小の教務主任として避難を経験した佐藤信一教諭。手に持っているのは自衛隊が震災直後に撮影した校内の写真=福島県浪江町の町立なみえ創成小学校で2021年10月6日午後5時2分、尾崎修二撮影
震災当時、請戸小の教務主任として避難を経験した佐藤信一教諭。手に持っているのは自衛隊が震災直後に撮影した校内の写真=福島県浪江町の町立なみえ創成小学校で2021年10月6日午後5時2分、尾崎修二撮影

 東日本大震災の津波で被災し、福島県内初の震災遺構として7日に報道陣に公開された浪江町立請戸小学校。当時、津波から児童らを守り、教務主任だった佐藤信一教諭(56)は「それぞれの地域や職場で防災を考え直すきっかけにしてほしい」と、請戸小が遺構として整備された意義を語る。あの日、学校では何があったのか。24日から始まる一般公開以降も、休日を利用して語り部を務めたいと話す佐藤教諭に、当時を振り返ってもらった。

 2011年3月11日午前。たまたま、佐藤教諭は職員室で、地震に関する新聞記事を眺めていた。「津波の避難訓練も来年度以降、やらないとね」「避難場所は大平山ですね」。教頭とそんな会話をしていた。

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【東日本大震災】

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