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ノーベル賞

「世界で最も権威のある賞」といわれるノーベル賞。今年はどんな研究・活動に贈られるでしょうか。

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ノーベル化学賞・リスト氏 礎に北大の伝統と環境 最先端の触媒研究拠点 /北海道

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リスト氏と北海道大で共に研究している辻信弥特任助教(右)と北大化学反応創成研究拠点の前田理拠点長=札幌市北区で2021年10月7日、源馬のぞみ撮影
リスト氏と北海道大で共に研究している辻信弥特任助教(右)と北大化学反応創成研究拠点の前田理拠点長=札幌市北区で2021年10月7日、源馬のぞみ撮影

 ノーベル化学賞受賞が決まったベンジャミン・リスト氏(53)。その歩みの礎には、特任教授として身を置く北海道大の伝統と世界トップレベルの研究者を集める学内環境があった。【源馬のぞみ】

 リスト氏は、同大化学反応創成研究拠点の特任教授。ドイツに研究拠点を置き、今回の受賞は北大での研究成果ではないものの、2010年に同賞を受賞した鈴木章・北大名誉教授と同様、「有機触媒」に関する研究での受賞となった。

 触媒とは化学反応の際に自ら変化せず、反応のスピードを促進させる「仲介役」の物質。北大は1943年、世界で初めて触媒研究所(現・触媒科学研究所)を開設。触媒学会の創設に関わるなど、国内の触媒研究と化学工業の発展をけん引してきた。

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