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芸術さんぽ 片倉シルク記念館(埼玉県熊谷市) 今に伝える「養蚕の街」 /東京

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「蜂の巣倉庫」。外壁と屋根を設けて元の建物をすっぽりと覆い保護している。この奥に「蔵造り倉庫」が建つ=埼玉県熊谷市で、近藤浩之撮影
「蜂の巣倉庫」。外壁と屋根を設けて元の建物をすっぽりと覆い保護している。この奥に「蔵造り倉庫」が建つ=埼玉県熊谷市で、近藤浩之撮影

 製糸業は、明治時代から日本の基幹産業として近代化を築き上げ、支えた。その大手、片倉工業(現本社・東京都中央区明石町)の熊谷工場跡地に建つ。工場が1994年に閉鎖するにあたり、繭倉庫2棟を補強改装し2000年、開館した。

 「蔵造り倉庫」は1899(明治32)年の建築。繭を選ぶ「選繭(せんけん)」から「煮繭(しゃけん)」、繭の表面から生糸を巻き取る「繰糸(そうし)」、品質検査、荷造りまでの工程が順に展示されている。世界に先駆けて開発した自動繰糸機など、熊谷工場で使われていた貴重な機械の数々が見られる。

 また、ここは職住一体の生活の場でもあった。

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