震度5強、首都圏51人けが 長引く交通乱れ、エレベーター閉じ込めも

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地震の影響で運行が遅れ、JR川口駅(左)の入場規制の解除を待って行列する人々=埼玉県川口市で2021年10月8日午前8時32分、本社ヘリから梅村直承撮影
地震の影響で運行が遅れ、JR川口駅(左)の入場規制の解除を待って行列する人々=埼玉県川口市で2021年10月8日午前8時32分、本社ヘリから梅村直承撮影

 7日午後10時41分ごろ、東京都と埼玉県で震度5強を観測する地震があった。千葉県や神奈川県でも震度5弱を記録した。気象庁によると、東京23区で震度5強を観測するのは2011年の東日本大震災以来。震源地は千葉県北西部で、震源の深さは75キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・9と推定される。津波の心配はないという。今後1週間で同規模の地震が発生する可能性があり、気象庁は注意を呼びかけている。

 7日夜から8日未明にかけて、首都圏では鉄道の運転見合わせが相次ぎ、帰宅困難者が多数発生した。8日早朝からはJR川口駅などで入場を規制し、大勢の通勤客らで混雑した。

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