札幌の飲食店時短要請、14日で解除へ　観光需要喚起事業も再開

　鈴木直道知事は8日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で札幌市の飲食店に出している営業時間の短縮要請について、感染状況が悪化しなければ期限の14日で解除する方針を明らかにした。また、道内を6地域に分け、居住している地域内での旅行に助成する「新しい旅のスタイル」など需要喚起を目的とする事業を15日から再開する考えも示した。

　「新しい旅」に基づく割引旅行商品は14日に販売を開始し、11月15日のチェックアウト分までの予約が可能。対象は個人か同居者との旅行に限り、札幌市▽石狩・空知管内▽後志・胆振・日高管内▽道南▽道東▽道北――の6地域内での移動や感染対策の徹底を求める。