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プロ野球ドラフト会議2021

プロ野球ドラフト会議が2021年10月11日に行われます。

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ドラフトここに注目

都立高出身、上武大・ブライト健太が注目を集めるまでの軌跡

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走攻守三拍子そろった将来性豊かな選手として期待されるブライト健太=上武大硬式野球部提供
走攻守三拍子そろった将来性豊かな選手として期待されるブライト健太=上武大硬式野球部提供

 11日のプロ野球・ドラフト会議。大学野球担当記者のイチオシ選手を紹介します。

寮を抜け出して実家に……

 数少ない大学生野手のドラフト上位候補の評に、「正直、自分のこととして感じることができない」と苦笑いを見せる。ブライト健太、22歳。群馬県伊勢崎市にある上武大の右の長距離打者だ。ガーナ出身の父を持ち、中学時代は軟式、高校は都立で全国と無縁の選手が、大学で才能を一気に開花させた。「彗星(すいせい)のごとく現れた」という表現がこれほど似合う選手はいない。

 柔道をしていたブライトが野球を始めたのは、小学6年の時だ。「メジャーなスポーツがしたかった」というが、もう一つ理由があった。自分より小さい子供がボールを遠くに飛ばしていたことに驚き、好奇心をくすぐられた。ただ、気持ちは長く続かなかった。

 「ほかのスポーツもやってみたい。中学で野球をやめようと思っていた」。中学でものめり込んだとは言えなかったが、長い間バットを握らないと不思議と野球への情熱がわき上がってきた。「高校でもう一度野球をやりたい」。都立の葛飾野高で続けることを決めた。

 高校通算本塁打は38本。「4番・一塁」で臨んだ3年夏は…

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