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プロ野球ドラフト会議2021

プロ野球ドラフト会議が2021年10月11日に行われます。

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ドラフトここに注目

九州大初のプロなるか 原子力を学ぶ芦谷汰貴が挑戦するワケ

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九州大から初めてプロ志望届を提出した芦谷汰貴=福岡市南区の桧原運動公園野球場で2021年9月26日午後0時51分、丹下友紀子撮影
九州大から初めてプロ志望届を提出した芦谷汰貴=福岡市南区の桧原運動公園野球場で2021年9月26日午後0時51分、丹下友紀子撮影

 11日のプロ野球・ドラフト会議。九州野球界を取材する担当記者がイチオシ選手を紹介します。

文武両道を突き進む

 国立大出身のプロ野球選手は珍しくない。その中でも、九州大からプロ志望届を提出した人はいなかった。第1号となったのは、最速144キロ左腕の芦谷汰貴(23)。原子力について学ぶ工学部エネルギー科学科の4年生だ。

 ドラフト会議まで残り2週間と迫った9月26日の九州六大学リーグ。太陽が照りつける中、先発マウンドに立つと、観客席まで「うらー」と声を響かせ、力を込めて投げた。遠目から見ても筋トレで磨き上げたずっしりとした下半身は際立つ。力のある直球とスライダーをコースに投げ分け、バックネット裏のスカウトに最後のアピールをした。

 志望届を出したからといって、プロになれる保証はない。それでも、社会人野球も一般企業への就職も、同級生の大半が選ぶ大学院への進学も全ての退路を断った。なぜ、そこまでしてこだわるのか。「人生は一度きり。やった…

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