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社会人野球の頂点を決める第92回都市対抗野球大会の最新記事です。

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ドラフトここに注目

「生涯挑戦」モットー 鷺宮製作所・小孫竜二が挑む三度目の正直

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都市対抗東京2次予選で、プロ野球のスカウトを前に球速150キロ超を連発した鷺宮製作所の先発・小孫竜二=2021年9月23日午後1時26分、浅妻博之撮影
都市対抗東京2次予選で、プロ野球のスカウトを前に球速150キロ超を連発した鷺宮製作所の先発・小孫竜二=2021年9月23日午後1時26分、浅妻博之撮影

 11日のプロ野球・ドラフト会議。アマチュア野球取材班キャップのイチオシ選手を紹介します。

もう泣きたくない「運命の日」

 もっと上、もっと上――。そんな思いで愚直に直球を磨き続けてきた豪速球右腕がいる。社会人野球の鷺宮製作所で、最速155キロを誇る小孫竜二投手(24)だ。高校、大学と指名漏れを経験。「生涯チャレンジャー」が信条だ。

 創価大での指名漏れが最も忘れられない。「最速152キロ右腕」の評でプロから注目を浴び、他の3人とともに志望届を提出した。大学4年時はけがでほぼ投げられなかったが、母・敬子さん(51)に志望届を出す意思を伝えた。けがで悩み苦しんでいたことを知っていたため、敬子さんもさすがに「本当に大丈夫なの?」と聞き返したが、返ってきた言葉は「チャレンジしたい」だった。

 記者会見場とは別の食堂で、名前が呼ばれるのを待ったが、指名されたのはチームメートの2投手だった。憧れの舞台への挑戦権を手にして張り詰めた緊張感から解放され、会見場に向かう2人の輝く背中は今でも記憶に残る。「明暗がはっきり分かれ、実力不足と悔しさを痛感した。指名された同級生が会見場に向かう様子を…

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