常盤貴子さん「人生が変わる」明治・大正の教育家を93歳まで熱演

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矢嶋楫子役を演じる常盤貴子さん=熊本市で2021年9月10日午前11時39分、山本泰久撮影
矢嶋楫子役を演じる常盤貴子さん=熊本市で2021年9月10日午前11時39分、山本泰久撮影

 近代日本の女性の地位向上に尽くした教育家、矢嶋楫子(かじこ)(1833~1925年)の生涯を描いた映画「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」が2022年1月に公開予定だ。男尊女卑が当然とされた時代に男女同権や一夫一婦制、婦人参政権の実現に向けて男女共同参画の礎を築いた矢嶋楫子。その姿を演じる俳優の常盤貴子さん(49)が毎日新聞の取材に応じ、作品への思いを語った。いまを生きる女性たちへ、常盤さんのメッセージとは。【聞き手・山本泰久】

 ――矢嶋楫子という実在の女性を演じてみて、楫子に対して思うことは。

 ◆企画をいただくまでは楫子さんを存じ上げませんでした。(映画原作者の)三浦綾子さんは「もっと早くに矢嶋楫子さんを知っていたら、どんなに私の人生は変わっただろう」とおっしゃってるんですが、私ももっと早く楫子さんを知っていたかった。楫子さんを知っている人生と知らない人生とでは、自分のありようが変わってくるのではと思いました。

 ――楫子はどんな女性ですか。

 ◆台本の準備稿をいただいた時は結構、衝撃的だったんです。映画に出てくる偉大な人と言われる女性とは違って、破天荒というか。あの時代に女性でこんな行動をして、こんな発言をして、えーっという驚きの連続だったんです。で…

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