ノーベル平和賞に2氏 反権力報道弾圧相次ぐ 露、中、ミャンマーなど各地

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ロシア人ジャーナリスト、ポリトコフスカヤさんが射殺されてから15年になるのを前に、パリのロシア大使館前で抗議活動をする「国境なき記者団」のメンバー=パリで2021年10月6日、AP
ロシア人ジャーナリスト、ポリトコフスカヤさんが射殺されてから15年になるのを前に、パリのロシア大使館前で抗議活動をする「国境なき記者団」のメンバー=パリで2021年10月6日、AP

 今年のノーベル平和賞は、フィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ氏と、ロシア独立系新聞ノーバヤ・ガゼータのドミトリー・ムラトフ氏に贈られることが決まった。権力者の強権的な支配を監視するために闘うジャーナリストが弾圧される事例は、両国にとどまらず、世界各地で頻発している。

 「ポリトコフスカヤはプーチンの誕生日に暗殺された」。パリに本部を置く国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」のメンバーは6日、ロシア人記者のアンナ・ポリトコフスカヤ氏が2006年に自宅アパートで殺害されてから15年になるのを前に、パリのロシア大使館前で抗議活動を展開した。

 ポリトコフスカヤ氏は、ノーベル賞の受賞が決まったムラトフ氏と同じノーバヤ・ガゼータの記者として、プーチン政権の人権侵害を告発する記事を書いていた。だがプーチン氏の54歳の誕生日に当たる06年10月7日に射殺された。実行犯らが実刑判決を受けたが、ノーバヤ・ガゼータは「黒幕がいる」と主張している。

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