連載

皇室の活動

天皇、皇后両陛下をはじめとした皇室の方々の活動や様子を中心に、日々の新聞紙面では紹介しきれない話題も伝えていきます。

連載一覧

皇室の活動

(10月1日)【番外編】眞子さまPTSD公表 宮内庁会見詳報

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
加地隆治・皇嗣職大夫=宮内庁で2018年7月(代表撮影)
加地隆治・皇嗣職大夫=宮内庁で2018年7月(代表撮影)

 今回の皇室の活動(9月24日~10月7日分)は通常の記事だけではなく、「番外編」として、1日に宮内庁で行われた秋篠宮家の長女眞子さま(29)の結婚に関する宮内庁の加地隆治・皇嗣職大夫(こうししょくだいぶ)の記者会見を詳報します。加地氏は秋篠宮家を補佐する側近部局のトップです。加地氏は「なぜこの時期に結婚か」「皇室慣例の儀式を行わない理由」「一時金辞退に至る経緯」などについて順次説明し、最後に同席した専門医が「複雑性PTSD」の状態にある眞子さまの体調について明らかにしていきます。

【和田武士、井川加菜美/社会部宮内庁担当】

冒頭説明

<加地氏>

 それでは発表させていただきます。本日は永井良三・皇室医務主管並びに精神科医であるNTT東日本関東病院品質保証室室長の秋山剛先生にご同席をいただいております。それでは眞子内親王殿下に関する発表を行います。

 3点ございます。一つはご結婚につきまして、二つ目はお勤めと大学院につきまして、三つ目はご体調につきましてでございますが、順次説明を致します。

 まず、ご結婚につきましてであります。眞子内親王殿下と小室圭氏は令和3年10月26日火曜日、ご結婚されます。なお、納采(のうさい)の儀、告期(こっき)の儀、入第(じゅだい)の儀、ご結婚式並びにご披露宴等の家と家とのお儀式、お行事、お祝いはなさりません。

 また、一時金につきましては、眞子内親王殿下のお考えにより、ご辞退されます。これは、ご辞退されることは法的に問題ないとの宮内庁の検討結果を踏まえられてのことです。

 10月26日にお二人で記者会見をされる予定でございます。

 このご結婚につきまして、補足説明をさせていただきたいと思います。

なぜこの時期に結婚か

 まず、なぜこの時期にご結婚されるのかという点でございます。ご結婚の時期につきましては、当初は昨年のご予定でありましたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)やお行事など、あらゆる状況を鑑みて、慎重にお考えになる状態が続いておられました。

 しかし、ご自身とご家族及びお相手とお相手のご家族に対する誹謗(ひぼう)中傷と感じられるできごとが続き、眞子内親王殿下の心の傷、トラウマとなり、専門医の診断によれば、「複雑性PTSD」の状態に至るほどの精神的苦痛を感じておられます。そのため、眞子内親王殿下は、これ以上この状況が続くことは耐えられないと考えておられます。秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、そのお気持ちを尊重されたことから、天皇、皇后両陛下にお伺いを立てたところ、10月26日のご結婚となったものでございます。このことは、上皇、上皇后両陛下にも報告がなされたものと伺っております。

皇室慣例の儀式を行わない理由

 次に、なぜ、納采の儀、告期の儀、入第の儀、ご結婚式並びにご披露宴等のお儀式、お行事、お祝いをなさらないのか、という点です。秋篠宮皇嗣殿下は以前、記者会見にて、小室家の金銭トラブルと言われている事柄につきまして、きちんと整理をして…

この記事は有料記事です。

残り5144文字(全文6388文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集