- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

広島原爆「黒い雨」訴訟で勝訴した原告以外への国の救済拡大方針を受け、従来の援護対象区域外で雨に遭った広島県内の男女が11日、県と広島市に被爆者健康手帳の交付を求め、集団申請する。国は新たな審査基準を示していないが、「黒い雨被爆者に一日の猶予もない」として早期の審査を求める。申請者は約120人に上る見通しで、このうちの一人、曽里サダ子さん(83)=広島市安佐南区=は「亡くなった仲間のためにも事実を訴えたい」と申請書に強い思いを込める。
集団申請を10日後に控えた1日。曽里さんは記者を自宅近くの竹やぶに案内してくれた。「この中で『線引き』がされている。すり鉢状の地形なのに、村の西と東で援護を分けられた」
この記事は有料記事です。
残り1146文字(全文1450文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月