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プロ野球ドラフト会議2021

プロ野球ドラフト会議が2021年10月11日に行われます。

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ドラフトここに注目

甲子園ではベンチで記録員 早稲田大・捕手、岩本久重の分岐点

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早稲田大では3年春からレギュラーを獲得し、攻守の要としてチームを引っ張り続けてきた岩本久重=神宮球場で2021年9月20日午後2時57分、川村咲平撮影
早稲田大では3年春からレギュラーを獲得し、攻守の要としてチームを引っ張り続けてきた岩本久重=神宮球場で2021年9月20日午後2時57分、川村咲平撮影

 11日のプロ野球・ドラフト会議。大学野球担当記者のイチオシ選手を紹介します。

大学では3年春から4番

 マスク越しでも、グラウンドの仲間に大きな声をかける気迫が伝わってくる。東京六大学の名門・早稲田大で4番・捕手を務める岩本久重。華々しく順調にドラフト候補までたどり着いたように見える野球人生だが、そうではない。高校3年の春に体験した挫折が、大きな成長の分岐点になっていた。

 小学2年の時、兄の影響で野球を始め、「体が大きく、ボールを遠くに飛ばす自信があった」と早々に才能が開花した。乗り気ではなかったという捕手のポジションも、野球のレベルが高まるにつれて「投手の良さを引き出す難しさ」を知り、こだわりを持つようになった。中学時代にU15(15歳以下)日本代表に選出された時には「人生を野球で勝負したい」とはっきりプロ野球選手を見据えていた。

 高校は全国屈指の強豪、大阪桐蔭に進学。2年秋から正捕手の座を獲得したが、憧れの大舞台を前に大きな転機が訪れる。…

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