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社会人野球の頂点を決める第92回都市対抗野球大会の最新記事です。

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ドラフトここに注目

最速156キロ トミー・ジョンから復活した日本通運・柴田大地

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都市対抗野球南関東2次予選の第1代表決定戦で九回から登板し、力投する日本通運の柴田大地=千葉・ZOZOマリンスタジアムで2021年10月2日、前田梨里子撮影
都市対抗野球南関東2次予選の第1代表決定戦で九回から登板し、力投する日本通運の柴田大地=千葉・ZOZOマリンスタジアムで2021年10月2日、前田梨里子撮影

 11日のプロ野球・ドラフト会議。都市対抗南関東2次予選担当記者のイチオシ選手を紹介します。

「びびっときた」のは……

 甲子園経験なし、大学時代はけがで公式戦の登板ゼロ。悔しい事の方が多い野球人生を送ってきたのが日本通運の柴田大地(23)だ。投げられない時も、「自分への期待感」を失わなかった最速156キロ右腕が今、花開こうとしている。

 2日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた第1代表決定戦。九回から登板し、150キロ超の直球と140キロ台のスプリットで3者凡退に打ち取った。マウンドに駆け寄ってきたチームメートたちとともに、勝利の歓喜の輪を作った。「初めての経験」だったという。

 「いつか俺も」。明るい性格の芯にある反骨心が、不遇の時代も…

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