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気候危機、若者のうねり(その1) 大人に未来を託せない

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自作のプラカードを手にSNS投稿用の写真を「自撮り」する中村涼夏さん=名古屋市中区で9月24日、兵藤公治撮影
自作のプラカードを手にSNS投稿用の写真を「自撮り」する中村涼夏さん=名古屋市中区で9月24日、兵藤公治撮影

 国会議員が居並ぶ中、りんとした声が国会議事堂(東京・永田町)の脇に建つ衆院分館の部屋に響いた。

 「私は皆さん方、大人に『あなたたちの未来と命はない』と宣告されたように感じました。絶望しました。気候危機から国民の命を守るという責任を放棄したように思えます」「気候危機は、既に日本を襲っています」。地球温暖化対策推進法をどう改正すべきかを議論していた4月23日の衆院環境委員会で、鹿児島大2年の中村涼夏(すずか)さん(20)は15分間にわたり危機感を訴えた。

 中村さんは、温暖化対策の強化を求める全国的な若者の運動「Fridays For Future Japan(フライデーズ・フォー・フューチャー・ジャパン)」の中心メンバーだ。

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