飲めなくたって良い心地 ノンアルブーム、世界のむ 下戸の記者も実感

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量販店には、さまざまな種類のノンアルコール飲料がずらりと並ぶ=福岡県粕屋町のミスターマックス粕屋店で2021年6月16日、久野洋撮影
量販店には、さまざまな種類のノンアルコール飲料がずらりと並ぶ=福岡県粕屋町のミスターマックス粕屋店で2021年6月16日、久野洋撮影

 新型コロナウイルスの感染を抑制するために飲食店で酒類の提供が制限され、代わりにノンアルコール飲料が注目されている。グラス1杯のビールで酔っ払う記者は、たびたび「飲めない人生なんて」とあきれられ、理不尽さを感じてきた。今回のノンアルブームは下戸を取り巻く環境を変えるのではないか――。そんな期待を胸に現状を取材すると、酒類への向き合い方の変化が浮かんできた。【久野洋】

 「癖があるでしょう。我々が目指すのは、おいしいジュースではありません」。飲食店向けのノンアル飲料を開発する福岡市のベンチャー企業YOILABO(ヨイラボ)で、試作品を手にした播磨直希社長(29)がほほえんだ。記者が口に含むと果物の酸味や調味料の風味が感じられ、不思議な感覚に驚かされた。

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