解任劇の山口FG、駆け付けた記者が実感した内向き社風

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約5時間半に及ぶ臨時取締役会が開かれていた山口フィナンシャルグループの本社=山口県下関市で2021年10月7日午後5時55分、植田憲尚撮影
約5時間半に及ぶ臨時取締役会が開かれていた山口フィナンシャルグループの本社=山口県下関市で2021年10月7日午後5時55分、植田憲尚撮影

 前会長の解任劇から3カ月が過ぎた山口フィナンシャルグループ(FG)が迷走している。7日に解任などを巡る社内調査結果を公表する予定だったが、取締役会の審議が紛糾して先送りとなり、記者会見も断念した。その日、山口県下関市にある山口FG本社で待ち構えていると、同社の内向きな姿勢が垣間見えた。

注目された7日の臨時取締役会

 解任劇が起きたのは、山口FGの定時株主総会が開かれた6月25日。会長兼最高経営責任者(CEO)の続投を念頭に総会で取締役として再任された吉村猛氏が、直後の取締役会で会長兼CEOの再任を否決され、代表権のない取締役となった。同社は社内調査の結果を踏まえて、7日の臨時取締役会で対応方針を決め、調査結果と合わせて開示すると表明していた。

 解任を巡る問題を取材している記者は、7日の発表…

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