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新型コロナとインフルの同時流行 専門家が警戒する理由と対策

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今冬に備えてインフルエンザのワクチン接種が始まった=東京都新宿区で2021年10月9日、ナビタスクリニック新宿提供
今冬に備えてインフルエンザのワクチン接種が始まった=東京都新宿区で2021年10月9日、ナビタスクリニック新宿提供

 新型コロナウイルスの「第6波」が予期される今冬に、季節性インフルエンザが同時流行しないか、専門家が警戒している。双方の患者が急増して医療機関に殺到すると現場の負担が増え、医療崩壊を招く恐れがあるからだ。昨冬は大方の予想に反し、インフルエンザは流行しなかったが、だからこそ専門家が同時流行を懸念する理由も見えてきた。【小川祐希】

区別が付きにくいコロナとインフル

 「この秋冬のインフルエンザ流行を見据えた準備が必要だ」。厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」は9月27日に公表した資料で、こう提言した。

 新型コロナとインフルエンザは初期症状が似ており、区別が付きにくい。双方の患者が発熱外来のある医療機関に押し寄せると、現場がパンクして適切な医療を受けられなくなる可能性がある。

 例年、冬はインフルエンザが流行しやすい。新型コロナも、2020年12月下旬~21年1月上旬に感染拡大の「第3波」のピークを迎えた。ワクチン接種を終えても感染する「ブレークスルー感染」が報告されており、今冬に「第6波」が襲うと予想する専門家は多い。

 ただ、同時流行の予測は難しい。昨冬も同時流行は警戒されたが、…

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