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プロ野球ドラフト会議2021

プロ野球ドラフト会議が2021年10月11日に行われます。

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隅田知一郎、最多4球団が1位指名 高校無名から大学屈指の投手に

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西武に1位指名され、写真撮影に応じる西日本工大の隅田知一郎投手=福岡県苅田町で2021年10月11日午後5時49分、津村豊和撮影 拡大
西武に1位指名され、写真撮影に応じる西日本工大の隅田知一郎投手=福岡県苅田町で2021年10月11日午後5時49分、津村豊和撮影

 プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議は11日、東京都内のホテルで行われ、大学屈指の好左腕、西日本工大の隅田知一郎(ちひろ)投手は西武が1位指名し、交渉権を獲得した。

 最多4球団から1位指名を受けた西日本工大の隅田。「この4年間、やり残したことがないくらいに頑張ってきた。すごく楽しみにしていた」と、福岡県苅田町の大学で監督や選手らとリラックスした表情で指名の様子を見守った。次々と呼ばれる自身の名前に「出来過ぎなくらい。4球団は頭になかった」とうれしそうな表情を浮かべた。くじ引きで交渉権を獲得した西武は1位指名を事前に公表しており、「満場一致の評価をうれしく思っていた」と好印象を語った。

 長崎・波佐見高3年時に夏の甲子園に出場したが、当時は無名選手だった。プロ入りを目指して大学に進み、1年春から登板して実戦経験を積んだ。今年6月の全日本大学選手権では1回戦で敗れたものの、上武大相手に14三振を奪い1失点完投。最速150キロの速球に加えて、6種類の変化球を操り、「カウント、勝負球、すべての場面で変化球が投げられることが自分の長所」と話す。

 大学屈指の好左腕へと成長し、即戦力の期待がかかる。プロ1年目の目標について「貯金を作れる投手を目指し、できれば新人王を目指して頑張りたい」と意気込む。「(今夏の)東京オリンピックにすごい憧れを抱いた。いずれは日の丸を背負ってマウンドに立てるようになりたい」と夢を描いた。【丹下友紀子】

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