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平成の「KKコンビ」 加藤雅樹のプライドを折った清宮幸太郎

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2015年夏の甲子園で早稲田実高の3番・清宮の本塁打の直後、右越えに2者連続本塁打を放つ4番・加藤=阪神甲子園球場で2015年8月15日、和田大典撮影
2015年夏の甲子園で早稲田実高の3番・清宮の本塁打の直後、右越えに2者連続本塁打を放つ4番・加藤=阪神甲子園球場で2015年8月15日、和田大典撮影

 3番・清宮幸太郎、4番・加藤雅樹――。早稲田実高(西東京)で2015年夏の甲子園を沸かせた平成の「KKコンビ」である。東海大甲府(山梨)との3回戦、1年生スラッガーの清宮に甲子園初の一発が飛び出すと、球場のどよめきがおさまらない中で、右翼ポール際まで運んでみせた。

 大会通算22回目の2者連続アーチは6年前のことだが、当時の捉えた感触と、大歓声の中でダイヤモンドを回った心地よさは今でも残っている。「プレッシャーはないですね。2者連続ってよく打っていたんですよ。おれも打ってやろうっていう気持ちになりますから」。“和製大砲”に憧れていただけあり、誰もが認める強打者の清宮が先に打てば、奮い立たないわけにはいかなかった。

 早大を経て、社会人野球の道に…

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