西武・辻監督が続投へ 今季不振でも手腕評価、V奪回託す

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西武の辻発彦監督=東京・神宮球場で2021年6月5日、大西岳彦撮影 拡大
西武の辻発彦監督=東京・神宮球場で2021年6月5日、大西岳彦撮影

 プロ野球・西武の辻発彦監督(62)が来季も指揮を執る見通しであることが13日、関係者の話で明らかになった。チームは今季2年連続でリーグ優勝を逃し、下位に沈んでいるが、球団は昨季まで4年連続Aクラス(3位以上)入りし、2回優勝した辻監督の実績を評価して続投を要請。辻監督も受諾したとみられる。

 西武OBの辻監督は今季が5年目。山川、外崎らを見いだし、リーグ屈指の強力打線を形成して2018年にはチームを10年ぶりのリーグ優勝に導き、19年に連覇した。

 20年は3位に終わり、クライマックスシリーズ(CS)出場も逃した。今季は序盤から山川ら主力にけが人が相次ぎ、シーズン中盤に優勝争いから脱落。5年ぶりにシーズン負け越しが決まり、42年ぶりの最下位の可能性もある。

 しかし、球団は選手からの信頼も厚い辻監督の手腕を評価し、主力選手が復調すれば優勝争いができると判断。シーズン終了後に正式決定し、コーチ人事などを進めて巻き返しを図る方針だ。

 辻監督は佐賀東高から日本通運を経て1984年にドラフト2位で西武入団。93年に首位打者を獲得し、ゴールデングラブ賞を二塁手として8度受賞するなど守備の名手として西武の黄金期を支えた。96年からヤクルトでプレーし、99年に現役を引退。ヤクルト、横浜(現DeNA)、中日でコーチなどを歴任した。【生野貴紀】

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