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ノーベル賞、結実した研究とは

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 2021年のノーベル賞は、気候モデルの開発で物理学賞に輝いた真鍋淑郎(しゅくろう)・米プリンストン大上席気象研究員をはじめ各賞が決まった。他に自然科学分野では、温度や触覚の生理学的研究と、有機化学の研究が選ばれた。ノーベル賞は過去に築き上げられた研究を振り返る好機でもある。各賞の内容を紹介する。

温度と触覚の受容体の発見

 ●医学生理学賞

 熱さや冷たさ、物の手触りといった刺激を、神経を通って脳まで伝わる電気信号に変換するセンサー役の「受容体」を発見した米国の2氏が選ばれた。

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