天安門事件告発「最後の象徴」、香港大が撤去要求 強制執行も

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香港大のキャンパス内にある「恥辱の塔」=香港大で2020年7月9日午後0時54分、福岡静哉撮影
香港大のキャンパス内にある「恥辱の塔」=香港大で2020年7月9日午後0時54分、福岡静哉撮影

 香港大当局が、1989年6月4日に起きた天安門事件を告発する彫像をキャンパスから撤去するよう、事実上の所有団体に要求している。香港では長年にわたり事件の犠牲者追悼集会をしてきた市民団体が9月に解散に追い込まれるなどし、彫像は、香港で天安門事件の記憶を受け継ぐ最後の象徴となっている。団体側は撤去を拒んでいるが、大学当局は今後、強制執行も辞さない構えだ。

 天安門事件では、中国当局が民主化を求める学生らを武力鎮圧。多くの学生が犠牲になった。中国共産党は学生らの民主化運動を「反革命暴乱」と結論づけており、中国本土では追悼活動ができない。

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