「驚異の7番」サンタナが先制ソロ 優勝に向かうヤクルトに勇気

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【中日-ヤクルト】二回表ヤクルト2死、サンタナが右越え本塁打を放つ=バンテリンドームナゴヤで2021年10月14日、兵藤公治撮影
【中日-ヤクルト】二回表ヤクルト2死、サンタナが右越え本塁打を放つ=バンテリンドームナゴヤで2021年10月14日、兵藤公治撮影

△中日1―1ヤクルト△(14日・バンテリン)

 両チームの投手陣が好投し引き分けた。

 脅威の7番打者がこの日も仕事をした。ヤクルトのサンタナが先制ソロ。優勝に向かうチームに勇気を与えた。

 二回2死。中日先発・勝野の高めの直球を逆らわず、右翼席に大きな当たりをたたき込んだ。「バッティングカウントだったので強いスイングを意識して打った。良いスイングができた」と振り返った。

 打率は2割7分前後を行ったり来たり。この日を含めて6試合連続安打をマークしているものの、それほどコンスタントに安打を重ねているわけではない。それでも、思わぬところで大事な一本を打つのがサンタナの恐ろしさだ。

 上位と勝負の6連戦だった5日の巨人戦で、6番・西浦に続いて2者連続のソロ。リードを広げ、これが結果的に決勝点になった。13日の中日戦でも四回までなかなか点が取れなかったが、五回無死一塁からサンタナの適時三塁打で試合を振り出しに戻した。杉村打撃コーチは「10本以上(本塁打を)打つし、打率も残している。(オスナとサンタナの)2人が5番と7番にいるのは、すごく嫌な打線だと思う」と頼もしげだ。

 13日時点で、昨季リーグ5位だったチーム得点は、579でトップ。高津監督は「下位から上位につながっていくパターンは去年はなかった」と語る。4月の入団記者会見で「なるべくチームを助けること、勝利に貢献すること、1年健康でいることが今年の目標」と話していたサンタナ。派手ではないが、堅実な働きが、チームを強くする。【中村有花】

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