調布陥没 トンネル真上以外も広範囲で地盤に緩み 専門家が指摘

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河村晴子さん(左)の自宅前で、地盤調査の結果を説明する稲積真哉教授=東京都調布市で2021年10月13日午後2時3分、島袋太輔撮影
河村晴子さん(左)の自宅前で、地盤調査の結果を説明する稲積真哉教授=東京都調布市で2021年10月13日午後2時3分、島袋太輔撮影

 東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の直上にあたる調布市東つつじケ丘の住宅街で道路が陥没した事故で、芝浦工業大の稲積真哉教授(地盤工学)は13日、周辺を独自に地盤調査した結果、工事後にトンネル直上以外の広範囲で、地盤が緩んだ可能性があると明らかにした。

 トンネル工事は東日本高速道路が地下47メートルで、円筒系の掘削機「シールドマシン」(直径16メートル)で進めていたが、昨年10月に陥没事故が起きた。その後もトンネル直上で相次いで空洞が発見された。

 同社などの有識者委員会は、土を柔らかくする薬剤が地盤に浸透し、シールドマシンが過剰に土砂を取り込みすぎたことが原因と公表。同社はトンネル直上以外に緩みは起きていないとし、地盤補修の対象外だった。

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