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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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「ファーストの会」衆院選候補者擁立断念 失速の背景

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衆院選の撤退を決めた翌日に開かれた都民ファーストの会の「都政セミナー」で、壇上に立つ荒木千陽代表(左)と小池百合子特別顧問=東京都内で2021年10月16日午後5時46分、竹内麻子撮影
衆院選の撤退を決めた翌日に開かれた都民ファーストの会の「都政セミナー」で、壇上に立つ荒木千陽代表(左)と小池百合子特別顧問=東京都内で2021年10月16日午後5時46分、竹内麻子撮影

 東京の地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した政治団体「ファーストの会」は、今回の衆院選での候補者擁立を断念した。代表の荒木千陽(ちはる)・東京都議が3日に設立発表の記者会見で国政への意欲を示してから、わずか12日で失速したファーストの会。背景に何があったのか。

 「総合的に判断した」。15日に擁立見送りを公表した直後、荒木氏は報道陣から理由を問われ、こう語った。「公示日が早まったことなどを受け、都民の期待に沿う戦いは難しいと判断した」との文書を出しただけで会見は開かず、都議会の廊下で短時間、取材に応じただけだった。

 複数の都民フ都議によると、都民フ内部では以前から、所属国会議員がいない現状で国政に絡む事柄に対応するのは難しいという声があった。7月の都議選で第2党の勢力を確保した後、こうした意見が強まり、9月下旬の会合で荒木氏に国政進出に関する対応を一任することを決めたという。一方で今回の衆院選への挑戦は見送るべきだという都議もおり、一枚岩とは言い難い状況だった。

 新たな政治団体結成を打ち出し…

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