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高校野球・秋季大会2021

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188センチ、決意のサイドスロー 天理・南沢完投 秋季近畿大会

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【天理-滋賀学園】2失点で完投した天理の南沢佑音=大津市の皇子山球場で2021年10月16日午後1時5分、藤田健志撮影 拡大
【天理-滋賀学園】2失点で完投した天理の南沢佑音=大津市の皇子山球場で2021年10月16日午後1時5分、藤田健志撮影

 身長188センチのエースに、投球フォームへの悩みがなくなった。高校野球の秋季近畿大会が16日、滋賀・皇子山球場であり、1回戦で天理(奈良)が滋賀学園を延長十回、3―2で退け、準々決勝進出を決めた。天理の右腕・南沢佑音は被安打7、2失点で完投。プロ野球のドラフト会議で日本ハムに1位指名された194センチの先輩、達孝太投手に憧れる2年生は「存在感のある投手になりたい」と目標を語った。

 今春のセンバツでは準決勝の東海大相模(神奈川)戦の九回に登板して1回を1失点。その時はオーバースローだった。「達を意識したところもあり、背が高いから縦(オーバースロー)で投げたい。でも本来は横から投げるのが合っていた」と中村監督。なかなか投球フォームが定まらないことの繰り返しだったが、今秋の奈良大会準決勝の高田商戦で12失点したことを機に、自分に合ったサイドスローに戻した。

 「初回に点を取られることが多かったので意識して投げた」と南沢。一回は2四死球で2死一、二塁のピンチを招いたが、5番打者を三邪飛に打ち取る。九回は味方の失策をきっかけに1点を失い、2死からはソロ本塁打を浴びて同点に追い付かれたが、低めに球を集めて制球とテンポ良く打たせて取る投球を披露した。

 「もう上からは絶対に投げさせない」と笑いながら語る中村監督。南沢も「今の自分にあったフォーム」と手応えをつかむ。同じ高身長ながら達とは違ったタイプのエースが台頭してきた。【藤田健志】

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