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秋季北信越地区高校野球大会 北越、日本文理が初戦突破 帝京長岡惜敗、逆転許す /新潟

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【北越-長野日大】四回表北越2死一、三塁、山倉大武の適時打で生還し、ベンチ前で笑顔を浮かべる加藤真之助=長野県上田市の県営上田野球場で2021年10月16日、内田帆ノ佳撮影 拡大
【北越-長野日大】四回表北越2死一、三塁、山倉大武の適時打で生還し、ベンチ前で笑顔を浮かべる加藤真之助=長野県上田市の県営上田野球場で2021年10月16日、内田帆ノ佳撮影

 第145回北信越地区高校野球大会(北信越地区高校野球連盟主催)が16日開幕し、長野県上田市の県営上田野球場など3球場で1回戦8試合が行われた。県勢は3校が出場しており、北越と日本文理が準々決勝進出を果たし、帝京長岡は惜敗した。【内田帆ノ佳】

 北越と長野日大(長野)の試合は、北越が中盤の四回に一挙8点を取る猛攻を見せ、13―3でコールド勝ち。小島清監督は敦賀気比(福井)との次戦に向け「チャレンジするのに最高の相手。本能を開花させ強くなってほしい」と意気込む。

 高岡商(富山)と対戦した日本文理は、初回に先制すると中盤に追加点を重ね、エースの田中晴也(2年)をリリーフで投入する継投でリードを守り、4-2で勝利した。鈴木崇監督は「一人一人が簡単にアウトにならず、相手投手の球数を稼ぐ粘りを発揮できた」と勝因を語った。

 帝京長岡は松商学園(長野)と接戦を演じたものの、惜しくも1点差で敗れた。

 17日は2球場で準々決勝4試合が予定されており、日本文理-星稜は午前10時からしんきん諏訪湖スタジアムで、北越-敦賀気比は午後12時半から松本市野球場でそれぞれ行われる。


 ■ズーム

おじいちゃん、やったよ! 日本文理・井口虎汰朗中堅手(2年)

日本文理・井口虎汰朗中堅手(2年) 拡大
日本文理・井口虎汰朗中堅手(2年)

 「足が震えてガクガクだった」。北信越の大舞台で初の公式戦。強い緊張感に襲われ、得意のはずの走塁に判断ミスが出るなど、力を発揮できないまま迎えた3打席目。「お前なら打てるよ」。仲間からの言葉に背中を押され、息を整えた。

 2死二、三塁の好機で「カウントが悪くなる前に勝負しよう」と、2球目のインコース真っすぐをとらえた。打球は二遊間を破り中前へ。センバツに望みをつなぐ2点適時打に、雄たけびをあげた。

 チームのリードを大きく広げる一打には、先月亡くなった祖父への思いが乗っていた。よく練習試合を見に来てくれていた野球好きの祖父。北信越での観戦はかなわなかった。鈴木崇監督が「腐らずによく練習してきた」と認めるひたむきな姿勢も、祖父の応援のおかげだ。「おじいちゃん、打てたよ」。大きな自信につながる一打に足の震えは止まった。空に向かって活躍を報告し、次なる戦いへ向かう。【内田帆ノ佳】

【秋季大会2021】

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