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銀橋のきらめき

映画、演劇評論家・薮下哲司さんが宝塚歌劇団の公演や役者などを紹介します。

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銀橋のきらめき

タカラヅカ余話 名場面を礼真琴が新鮮に 男役の美学、レビューに

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「モアー・ダンディズム!」でエネルギッシュなダンスを披露する(手前左から)舞空瞳、礼真琴、愛月ひかる=兵庫県宝塚市で2021年9月17日、菱田諭士撮影
「モアー・ダンディズム!」でエネルギッシュなダンスを披露する(手前左から)舞空瞳、礼真琴、愛月ひかる=兵庫県宝塚市で2021年9月17日、菱田諭士撮影

 宝塚歌劇最大の魅力は女性が演じる男役です。そんな男役の美学をテーマにした星組公演、ロマンチック・レビュー「モアー・ダンディズム!」(岡田敬二作・演出)が宝塚大劇場で上演中です。

 宝塚歌劇は、花、月、雪、星、宙(そら)の5組が交代して本拠地・宝塚大劇場と引き続き東京宝塚劇場で本公演を行っています。ミュージカル仕立ての芝居と華やかなレビューの2本立てというのが基本的な編成です。

 もともとはレビューがメインで、前物に日本物の音楽劇か舞踊劇があるのが定番でしたが、1960年代後半から「ウエストサイド物語」や「ベルサイユのばら」のような大作ミュージカルが頻繁に上演されるようになって芝居のウエートが徐々に大きくなっていき、いまや芝居がメイン、レビューが添え物といった感じになってきました。

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