出しゃばらない官房長官 松野氏と岸田首相をつないだ「盟友」の縁

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記者会見する松野博一官房長官=首相官邸で2021年10月5日午前11時12分、竹内幹撮影
記者会見する松野博一官房長官=首相官邸で2021年10月5日午前11時12分、竹内幹撮影

 岸田文雄首相が官房長官に細田派の松野博一氏(59)を抜てきした。同派に強い影響力を持つ安倍晋三元首相は萩生田光一経済産業相を推したが、岸田首相は松野氏を選んだ。そのわけを探っていくと、2人を結びつけた首相の「盟友」の存在が浮かびあがる。【遠藤修平】

 「松野って誰?」。9月末、報道各社が松野氏の官房長官起用方針を報じると、ツイッターのタイムラインには疑問の声があふれた。松野氏の閣僚経験は第2次安倍政権で文部科学相を1年務めただけ。細田派事務総長を務めたものの、知名度が高いとも言えない松野氏の「内閣の番頭役」への起用に、永田町でも驚きが広がった。

 松野氏は松下政経塾出身。大手生活用品メーカー「ライオン」勤務を経て、1996年に自民党千葉県連が実施した初めての候補者公募で合格。2000年衆院選で初当選し現在は当選7回。党副幹事長、筆頭国対副委員長などを歴任した。

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