中国、新ミサイル実験成功 宇宙利用の極超音速兵器 米MD網回避か

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 中国が今年8月、宇宙空間を利用し地球上のどこでも攻撃できる新型核兵器の実験に成功したと英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が17日伝えた。マッハ5以上の極超音速で飛ぶハイパーソニック兵器で、米国が構築するミサイル防衛(MD)網をかいくぐるのが狙いとみられる。中国は大陸間弾道ミサイル(ICBM)打ち上げ基地の拡充も進めており、「米中新冷戦」の中で核増強が目立っている。

 新兵器は核兵器も積める飛行体。ロケットで打ち上げて地球を周回する軌道に投入し、攻撃目標が近づいたら大気圏内に再突入させる。その後は超低空を飛行機のように細かく経路を変えながら飛行する。弧を描いて飛ぶ弾道ミサイルと違い軌道の予測が難しい上、丸い地球に沿うように超低空を飛ぶため、弾道ミサイルを監視する地上レーダーでの探知は接近直前まで難しく、MDが機能しない可能性がある。

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