レトロで新しい文化人形 市川こずえさん個展 東京・吉祥寺

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市川こずえさんの文化人形展=東京都武蔵野市で2021年10月13日、高橋咲子撮影
市川こずえさんの文化人形展=東京都武蔵野市で2021年10月13日、高橋咲子撮影

 人形作家、市川こずえさん(53)による文化人形の個展「ミミノブンカ」が、東京都武蔵野市吉祥寺東町1のリベストギャラリー創(0422・22・6615)で開かれている。手描きの顔は愛らしく、どこか謎めいた魅力をたたえている。

 文化人形は昭和初期に流行した布製の人形で、大きな目に日よけ帽子、短い手と長い足が特徴。イラストレーターだった市川さんは約25年前に、骨董(こっとう)の本を通じて出合い、「キュートで、光り輝いて見えた」と振り返る。

 市川さんの文化人形で印象的なのは、まずその表情。ハの字まゆに、小さな口、そして複雑に輝く瞳は、それぞれの個性をつくる。「悲しそうに見えたり、笑っているように見えたりと、見る人の心情を反映することもあります」と市川さん。人形の洋服には、古い着物の生地や1970年代のスカーフ地を用いているという。

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