ガソリン高、円安…「悪い物価上昇」顕著に 企業や家計に影響も

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 ガソリンスタンドでの給油
 ガソリンスタンドでの給油

 原油高や製品の供給不足による世界的なインフレ傾向に警戒感が広がっている。物価が低迷するデフレの克服が課題とされてきた日本でも、新型コロナウイルス禍からの回復が滞る中でガソリンなどの値上がりが目立ち、円安進行は企業や家計への影響を広げそうだ。「悪い物価上昇」と呼ばれる状況を巡り、政策対応には難しさが浮かぶ。

 小売り段階の値動きを示す9月の消費者物価指数の上昇率は米国で前年同月比5・4%、欧州のユーロ圏は3・4%に達した。原油の需要が増える一方で増産が抑えられ、最近は約7年ぶりの高値圏だ。本来は好景気で買い手が増えて、物価が緩やかに上がるのが望ましいのに、ガソリンや電気代が高騰し、米国では半導体不足に伴う新車の減産で中古車も高い。

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