そば皮育ちの豚カレー 長野・南安曇農高生、100周年記念に開発

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南安曇農業高の生徒たちが開発した「信州安曇野SOBA豚カレー」=2021年10月6日、田倉直彦撮影
南安曇農業高の生徒たちが開発した「信州安曇野SOBA豚カレー」=2021年10月6日、田倉直彦撮影

 長野県南安曇農業高(安曇野市)の創立100周年を記念し、生徒たちが地元農場や企業の協力を得て、そばの製粉時に廃棄される甘皮を飼料に混ぜて育てた豚を使ったレトルトカレー「信州安曇野SOBA豚(とん)カレー」を開発した。23日から松本市内などで発売される。

 同高生物工学科の生徒は5年前から、そばの製粉時に廃棄される甘皮を豚の飼料に混ぜることで、廃棄物のリサイクルと飼料代の削減につながるとして研究。昨年になって同学科の当時2年生35人が、授業の一環で同高が昨年4月に創立100周年を迎えたことを受けて「地域を代表する特産物を作りたい」としてレトルトカレーを企画。具体的な商品開発には今年3月から同学科のうち、動物バイオテクノロジーコースの3年生14人が取り組んだ。

 開発の過程で、そばの甘皮を与えた豚の肉の食味を調べると「柔らかくなる」「甘くなる」などの効果があった。また、そばアレルギーの心配がないかも検査し、良好な結果を得た。豚の病気の懸念から、校内での豚の飼育を断念し、同高OBが経営する市内の三澤農場に委託。開発・販売面での全般的な指導などを松本市の百貨店「井上」が担うなど近隣の企業が協力した。

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