アビスパ 負の5年周期と決別 長谷部監督が貫いた選手ファースト

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【神戸1-0福岡】指示を送る福岡の長谷部茂利監督=ノエビアスタジアム神戸で2021年10月16日、藤井達也撮影
【神戸1-0福岡】指示を送る福岡の長谷部茂利監督=ノエビアスタジアム神戸で2021年10月16日、藤井達也撮影

 サッカーJ1のアビスパ福岡は16日のヴィッセル神戸戦で敗れたが、同じ日に試合があった16位の徳島ヴォルティスも敗れたため今季の16位以内が確定し、来季のJ1残留を決めた。福岡は2002年のJ2降格後、4年かけてJ1に復帰しても1年で降格する「負の5年周期」を3回も繰り返してきた。翌年のJ1残留を決めたのは00年シーズン以来21年ぶり。クラブの負の歴史を止める今シーズンの躍進には長谷部茂利監督(50)の存在があった。

 「(勝てばホームで残留が決まった)前節は自分たちのサッカーが表現できず、実行できなかったが、今日は色は出せた。相手の方が上手だったが、食らいついていくスタイルは出せた」。試合後、長谷部監督はいつもと変わらない様子で冷静に振り返った。20年シーズンから監督を務め、3季J2に沈んでいたチームを1季でJ1に導いた。「5年周期のジンクスを破って、今季こそJ1残留を」。その期待を背に臨んだ21年シーズン、…

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