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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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モリカケ、桜… 安倍・菅政権「負の遺産」を問う野党、守る首相

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衆院選候補者の応援に訪れた党首の演説を聞く有権者たち=福島市で2021年10月19日午前10時43分、和田大典撮影
衆院選候補者の応援に訪れた党首の演説を聞く有権者たち=福島市で2021年10月19日午前10時43分、和田大典撮影

 19日に公示された衆院選では、森友学園・加計学園問題や「桜を見る会」、河井克行・案里夫妻を巡る参院選広島選挙区の公職選挙法違反事件など、安倍・菅両政権の「負の遺産」への評価と対応も問われそうだ。野党は「長期政権が政治の信頼を失わせた」と批判し、真相解明を要求。これに対し、岸田文雄首相(自民党総裁)は「丁寧な説明」に努める姿勢を強調し、防戦する構図だ。

 「森友問題の『赤木ファイル』は、政権を預かれば最初の閣議で全面公開を決定する。加計問題、桜を見る会を含め、政府に第三者性を持ったチームを作って検証したい」。立憲民主党の枝野幸男代表は19日夜のNHK番組で、政権交代すれば一連の問題の真相解明を目指せると強調した。

 安倍・菅両政権では、森友学園を巡る公文書改ざんや「政治とカネ」などの問題が相次いで発覚。安倍晋三元首相は「桜を見る会」に支援者を多数招き、「私物化だ」と批判を浴びた。後継の菅義偉前首相も、日本学術会議の会員任命拒否問題でつまずき、新型コロナウイルス下での東京オリンピック開催が「国民の分断を招いた」と指摘された経緯もある。

 共産党の志位和夫委員長は19日、東京都内での演説で「国政私物化疑惑にまみれ、『コロナ失政』で多くの犠牲を出した安倍・菅政権を引き継ぐ政権に任せられない」と批判。国民民主党の玉木雄一郎代表も長崎市で「ウソいつわりのない正直な政治を」と訴えた。

 一方、岸田首相…

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【第49回衆院選】

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