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来年4月のフランス大統領選まで半年に迫った。世論調査ではマクロン大統領(43)の優位が続く一方、極右政党・国民連合を率いるルペン氏(53)が失速。ルペン氏の支持層を奪う形で、政治評論家のエリック・ゼムール氏(63)が急浮上している。マクロン氏とルペン氏の対決構図を揺るがす可能性のあるゼムール氏とは何者なのか。ゼムール氏とルペン氏の関係とは。
「我々の身の回りで起こる犯罪も、私に言わせればジハード(聖戦)だ。我々の文明が脅かされている」。9月末のテレビ討論番組で、ゼムール氏は、そう訴え、イスラム教徒への不信感をあおった。
ゼムール氏は1996年からフランスの…
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