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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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厳しさ増す「オール沖縄」 自民、知事選前の勝利狙う 沖縄1区

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沖縄県庁(左後方)の前で行われた候補者らの街頭演説を聞き、拍手を送る人たち=那覇市で2021年10月20日午後5時28分、喜屋武真之介撮影
沖縄県庁(左後方)の前で行われた候補者らの街頭演説を聞き、拍手を送る人たち=那覇市で2021年10月20日午後5時28分、喜屋武真之介撮影

 「辺野古新基地建設中止が野党4党の共通政策の中に明記された。国の政治を変えて、沖縄県民の声が届く政治を実現しよう」。沖縄1区の共産党、赤嶺政賢氏は公示日の19日夕、那覇市の街頭で気勢をあげた。横には、共に米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対する玉城(たまき)デニー知事が並んだ。

 沖縄1区は赤嶺氏と自民党の国場幸之助氏、無所属の下地幹郎氏の前職3人が争う。3氏が戦った2012年の衆院選は国場氏が勝利したが、14年、17年は赤嶺氏が連勝して共産で全国唯一の小選挙区の議席を獲得し、国場、下地両氏はいずれも比例代表で復活当選した。

 玉城知事を支える「オール沖縄」勢力の一人として今回も辺野古移設反対を訴える赤嶺氏だが、取り巻く環境は厳しさを増している。18年12月から政府は辺野古沿岸部の埋め立てを始め、一部の海域は既に陸地化。19年2月の県民投票では埋め立て反対の民意が示されたが、政府は工事を止めず、移設を巡る国と県の法廷闘争は県の敗訴が続く。

 こうした状況を背…

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