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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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あなたの衆院選 政策企画編

政府のコロナ対応策が生んだ歌舞伎町の分断 伝説のママの嘆き

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以前経営していたバーがあった新宿ゴールデン街近くを訪れた佐々木美智子さん=東京都新宿区で2021年10月15日、宮間俊樹撮影
以前経営していたバーがあった新宿ゴールデン街近くを訪れた佐々木美智子さん=東京都新宿区で2021年10月15日、宮間俊樹撮影

 31日に投開票される衆院選。記者が主な政策テーマの現場を歩き、安倍・菅両政権の取り組みを検証しつつ、課題を探った。

「元には戻らない」閉店を決意

 「歌舞伎町は変わってしまったんですよ」

 日本を代表する歓楽街の東京・歌舞伎町。緊急事態宣言が明け、人出も戻り始めた10月中旬、小さな酒場が密集する「新宿ゴールデン街」でバーを経営していた佐々木美智子さん(87)は、慣れ親しんだ街を見ながら寂しそうに語った。佐々木さんは1968年に最初の店を開店し、数々の著名人とも交友を結んだ「伝説のママ」だった。

 新型コロナウイルスの猛威が街を一変させた。感染を広げる「夜の街」の代表格として歌舞伎町には世間から厳しい視線が注がれ、常連客が店に来なくなった。「コロナはまだまだ続く。もう元のような状況には戻らないかもしれない」。昨年3月、佐々木さんは休業し、再開することなく今年7月に店をたたんだ。

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【第49回衆院選】

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