SNSで拡散「外国人に選挙運動はできない」は誤り
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
「外国人の選挙運動は違法」。衆議院選が公示され、各地で選挙戦が繰り広げられる中、SNS(ネット交流サービス)上ではこんな主張があちこちで見られる。これまでも「選挙の季節」になるとオンラインでは繰り返し発信された言説だ。しかし、公職選挙法に外国人の選挙運動を禁止する規定は含まれておらず、こうした主張は誤りだ。(ファクトチェックの判定基準)【和田浩明/デジタル報道センター】
公選法に外国人の選挙運動に関する規定なし
まず、選挙運動とは何なのか。総務省はこう説明する。「判例・実例によれば、選挙運動とは、『特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために直接又は間接に必要かつ有利な行為』」(https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10_1.html)
具体的には、選挙カーからの呼びかけや選挙はがきの送付、ポスターの掲示やビラの配布などを通じて候補者の政策などを説明して名前を知らせ、投票を呼びかけることだ。公職選挙法は、選挙運動が可能な期間を公示・告示日から投票の前日までと規定している。
なお、公職の選挙で投票したり立候補したりすることは、外国人には認められていない。憲法第15条が公務員の選定や罷免について「国民固有の権利」と定めているからだ。
では、外国人に選挙運動が認められているのか。公職選挙法では18歳未満は選挙運動ができないと定めているが、外国人に関する規定は見当たらない。選挙を担当する総務省自治行政局選挙課に問い合わせてみると、「公職選挙法には外国人の選挙運動に関する規定はありません。つまり、選挙運動はできます」という回答が返ってきた。「外国…
この記事は有料記事です。
残り2001文字(全文2735文字)
時系列で見る
-
観光業再生で訪日客より重要なもの 星野佳路・星野リゾート代表
279日前 -
名字に隠された意味とは 氏姓文化に詳しい、森岡浩さん
279日前注目の連載 -
動物愛護の施策、各党とも重視 多頭飼育や殺処分問題化で
279日前 -
あなたの町の候補者は? 選挙区・比例の毎日新聞情勢分析
279日前 -
顔写真と調査票を手に入れろ 緊張続く「飛び込み警戒」とは
279日前 -
狭い政治村のなかで小粒になった政治家
280日前 -
<公明党>日本再生へ 新たな挑戦。
280日前 -
現状に不満それとも満足?若者が選挙に行かない理由
280日前 -
西成の子ども食堂で考える貧困の背景 自治体にも差 「実態迫って」
280日前 -
SNSで拡散「外国人に選挙運動はできない」は誤り
280日前 -
日本の選択 野党候補の一本化 「政権の形」もっと説明を
280日前注目の連載 -
自民と立憲トップが名古屋入り 駅前で声張り上げ、支持訴える
280日前 -
「高プロ」廃止、自民除く6党が賛成 政党労働政策アンケ
280日前 -
激戦大阪2区 初勝利目指す維新 地元強調の自民 差別化図る立憲
280日前 -
芳野友子連合会長 立憲と共産の連携けん制 「非常に残念」
280日前 -
薄氷の野党共闘 政権交代へ、立憲と共産「あうんの呼吸」
280日前 -
政府のコロナ対応策が生んだ歌舞伎町の分断 伝説のママの嘆き
280日前 -
自民が「情勢緊迫」通達 全国の候補者引き締め 与党優勢報道受け
280日前 -
ガソリンの課税停止措置 国民民主が衆院選公約に追加
280日前