阿蘇山噴火 観光業「コロナが収まって客が戻ってきたのに」

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激しく噴煙を上げる阿蘇山=熊本県阿蘇市で2021年10月20日午前11時44分ごろ、河津朋大さん撮影
激しく噴煙を上げる阿蘇山=熊本県阿蘇市で2021年10月20日午前11時44分ごろ、河津朋大さん撮影

 20日正午前に熊本県の阿蘇山が噴火した。大きな被害は確認されていないが、新型コロナウイルスの影響で冷え込む観光業の回復を願う人たちはやりきれない表情を浮かべた。

 噴火があった中岳第1火口から3キロの地点にある阿蘇火山博物館(熊本県阿蘇市赤水)のスタッフ、西岡英美さんは「施設の外に出て噴煙が上がっているのを見て噴火に気付いた」。噴石や降灰は確認できないといい「見学客には館内にとどまってもらうように呼びかけた。今のところ混乱はない」と話した。

 阿蘇の名所の一つで火口から3キロ西の「草千里」にあるレストラン「ドゥース ヌッカ」では、佐賀県から大型バスで修学旅行に来ていた中学生ら約140人が昼食中だった。従業員の中川郁雄さん(61)は「揺れも感じず、灰も降っていないので、すぐには噴火に気付かなかった。修学旅行生たちも動揺した様子はなかった。コロナ禍が少し収まってようやく観光客が戻ってきたところなのに、また風評被害で減らないか心配だ」と語っ…

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