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ATM破壊、個人情報被害頻発 「300万人利用」大統領は強気
中米の小国エルサルバドルが仮想通貨(暗号資産)の代表格ビットコインを世界で初めて法定通貨として採用して1カ月半を迎える。起業家出身の若き大統領が貧困層を支援する狙いも込めて、国際機関の専門家の忠告を振り切って始めた壮大な「社会実験」だが、現地はどうなっているのか。
「ビットコインにノーだ」。首都サンサルバドルでは17日、ブケレ大統領(40)への抗議デモが開かれた。現地メディアによると、参加者は約4000人。同規模のデモはビットコインの採用を始めて間もない9月15日にも発生しており、参加者がビットコインに対応した現金自動受払機(ATM)を破壊する場面もあった。
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