重圧・葛藤、素顔のグレタさん スウェーデン監督、見つめた3年間 ドキュメンタリー映画、あす全国公開

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「グレタ ひとりぼっちの挑戦」より(C)2020 B-Reel Films AB, All rights reserved
「グレタ ひとりぼっちの挑戦」より(C)2020 B-Reel Films AB, All rights reserved

 友達の少ない内気な少女は、いかにして世界で数百万人の若者を動かす「次世代のアイコン」になったのか。気候変動を食い止める行動を大人に迫るため、授業をボイコットする「学校ストライキ」をたった一人で始めたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(18)が、重圧と向き合いながら葛藤し、成長する姿を描いたドキュメンタリー映画「グレタ ひとりぼっちの挑戦」が22日から全国公開される。毎日新聞ブリュッセル特派員として欧州でグレタさんと学校ストライキの取材を続けてきた記者が、ネイサン・グロスマン監督(30)に聞いた。【聞き手・八田浩輔】

 --作品は、グレタさんがスウェーデン議会の前で一人始めた2018年夏の学校ストライキの場面から始まります。まだ無名だった彼女の撮影を始めたきっかけは。

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