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第49回衆院選

岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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やっぱり「どぶ板」は強い? 選挙コンサルが語るネット活用最前線

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選挙プランナーの松田馨さん=本人提供
選挙プランナーの松田馨さん=本人提供

 衆院選挙がスタートし、政党や候補者のSNS(ネット交流サービス)の更新頻度も高まっている。インターネット上での選挙運動が解禁されてから8年が経過。新型コロナウイルス禍も相まって、候補者が選挙区を走り回る「どぶ板」選挙にも変化が生じているのでは。選挙術のコンサルティングをしている専門家に、ネット活用の最前線を聞いた。【菅野蘭/デジタル報道センター】

細分化するネット選挙

 「SNSを参考に投票する人は増えています。政治家も、ネットでの発信に力を入れる人が増えてきていますね」

 そう話すのは、政治家の選挙戦略を練る「選挙プランナー」、松田馨さん(41)。選挙コンサルティング会社の代表を務め、地方選挙や国政選挙のコンサルティングから当落予想まで、幅広く手がける。候補者から依頼され、ネットやSNS上での効果的な発信の仕方を指南するなど、まさに選挙戦の最前線に立つ。

 そんな松田さんに、まずは率直に聞いてみた。ネット活用で選挙は変わってきていますか?

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【第49回衆院選】

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