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美術 /東京

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 ■生誕110年 香月泰男展

 11月14日まで、9時半~17時(事前予約制)、神奈川県立近代美術館葉山(神奈川県葉山町・逗子駅、逗子・葉山駅)。太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描いた「シベリア・シリーズ」で知られる香月泰男(1911~74年)。従軍とシベリア抑留を経て復員した47年以降、大陸での経験を主題にしつつ、身の回りのモチーフも描いた。試行錯誤を繰り返して50年代後半に黒色と黄土色の重厚な画風に達し、シベリア・シリーズを制作した。東京美術学校(現東京芸術大学)時代から最晩年まで、同シリーズ全57点など各年代の代表作や素描を制作年順に146点紹介する。月曜休館。一般1000円、20歳未満と学生850円、65歳以上500円、高校生100円。046・875・2800

 ■アジアのうつわわーるど 町田市立博物館所蔵陶磁・ガラス名品展

 23日~12月5日、10~17時、五島美術館(世田谷区・上野毛駅)。陶磁器やガラスといった美術工芸品の収蔵で知られる町田市立博物館の所蔵品展。唐時代の白磁など鑑賞陶磁から明時代の貿易陶磁に至る中国陶磁や、中国陶磁とは異なる独自の発展を遂げた東南アジア陶磁、ヨーロッパのガラスとは違う不思議な魅力にあふれた中国ガラスを紹介する。展示するやきものは約60点、中国ガラスは約40点。色も形も個性豊かなアジアのうつわの世界を楽しめる。月曜休館。一般1300円、高校・大学生1000円、中学生以下無料。050・5541・8600(ハローダイヤル)

 ■河鍋暁斎―躍動する絵本

 29日~12月19日(11月23日まで前期、同27日から後期、前後期で全点展示替え)、10時半~17時半、太田記念美術館(渋谷区・原宿駅)。絵師の河鍋暁斎(1831~89年)は狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた。近年注目が集まるが、その絵を一冊の本にまとめて出版した「絵本」は冊子状で展示しづらいなどの理由からあまり日の目を見なかった。人物や動物、妖怪などを躍動感あふれる筆遣いで描いた「暁斎漫画」や「暁斎鈍画」といった絵本の代表作を、前期と後期に分けて全ページ(420ページ以上)を展示し、「画鬼」と称された暁斎の神髄に迫る(写真は「暁斎漫画」 前期のみ展示)。休館は月曜と11月24~26日。一般800円、高校・大学生600円、中学生以下無料。050・5541・8600(ハローダイヤル)

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