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岸田文雄首相が衆院選を10月19日公示、31日投開票で実施すると表明。短期決戦の選挙戦となります。

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観光業再生で訪日客より重要なもの 星野佳路・星野リゾート代表

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星野リゾートの星野佳路代表=東京都中央区で2021年10月18日、小川昌宏撮影
星野リゾートの星野佳路代表=東京都中央区で2021年10月18日、小川昌宏撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた観光業。政府は、インバウンド(訪日外国人)の誘致などを経済成長の柱の一つと位置付けてきたが、立て直しに必要な施策とは何か。星野リゾート代表の星野佳路さん(61)に、政治に求めることを聞いた。【聞き手・中津川甫】

「マイクロツーリズム」に活路

 ――コロナ禍で、遠くよりも地元周辺を観光する「マイクロツーリズム」を提唱していますね。

 ◆マイクロツーリズムは、車などで2時間程度の範囲内の近距離の旅行を指します。コロナ禍で星野リゾートが生き延びることができた最大の理由は、このマイクロツーリズムに力を入れたからだと思います。地元の人でも実はあまりよく知らない伝統工芸を紹介したり、身近な食材の新たな食べ方を提供したりと、地元の魅力を再発見できる仕掛け作りに力を入れました。

 車で2時間程度という範囲は、県境をまたぐケースが多いです。今も県境を越える旅行の自粛を求める雰囲気がありますが、地方の観光業は地元の人たちをお客さんにして、なんとか生き延びようと努力しています。それを支えてほしいと思います。

「GoTo」再開で必要なこと

 ――観光需要喚起策「GoToトラベル」の再開が検討されています。

 ◆GoToは観光業にとってプラスになり、非常にありがたいと思っています。中小よりも大手の方が恩恵が大きく格差があったと言われます…

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