フィギュアスケート GPシリーズ
第1戦 スケートアメリカ 男子 ショートプログラム ( SP ) 速報 = 2021年 10月23日
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男子SP 宇野昌磨は2位発進 ネーサン・チェンは4位
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカが22日(日本時間23日)、米ネバダ州ラスベガスで開幕。男子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は2位発進となった。17歳の佐藤駿(フジ・コーポレーション)は5位。世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)は転倒などで4位スタートとなった。SP首位はビンセント・ゾウ(米国)だった。
GPシリーズは、全6戦の成績上位6人がGPファイナル(12月9~11日・大阪)に進出する。
男子SPの順位と得点
SP順位 | 選手名 | SP得点(技術点、演技構成点、減点) |
---|---|---|
1 | ビンセント・ゾウ(米国) | 97.43(54.78、42.65) |
2 | 宇野昌磨(トヨタ自動車) | 89.07(44.29、44.78) |
3 | ジミー・マー(米国) | 84.52(47.38、37.14) |
4 | ネイサン・チェン(米国) | 82.89(39.72、44.17、-1.00) |
5 | 佐藤駿(フジ・コーポレーション) | 80.52(42.63、38.89、-1.00) |
6 | ミハル・ブレジナ(チェコ) | 75.43(34.58、40.85) |
7 | ナム・ニューエン(カナダ) | 74.32(36.67、37.65) |
8 | ダニエル・グラッスル(イタリア) | 70.88(35.74、37.14、-2.00) |
9 | アルトゥール・ダニエリヤン(ロシア) | 68.74(31.52、37.22) |
10 | アダム・シャオ・イム・ファ(フランス) | 67.60(30.58、38.02、-1.00) |
11 | ケビン・エイモズ(フランス) | 58.14(23.39、38.75、-4.00) |
ビンセント・ゾウ(米国)
曲は「ビンセント(星降る夜)」
冒頭から高難度の4回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプを鮮やかに成功。3点以上のできばえ。続く4回転サルコウは高さのあるジャンプだったが回転不足で減点。トリプルアクセルは着氷が乱れたがこらえた。音楽にのり、キレのある演技で首位発進した。

宇野昌磨(トヨタ自動車)
曲は「オーボエ協奏曲」
冒頭は、4回転フリップを予定していたが、ジャンプが抜けて2回転に(規定違反で無得点)。4回転、3回転の連続トーループは成功。後半のトリプルアクセルも余裕をもって決めた。ステップ、スピンもレベル4で演技を締めくくったが、終わった直後の表情は硬かった。

ネイサン・チェン(米国)
曲は「エターニティ」
軽快な滑り出しをしたが、冒頭の4回転ルッツで転倒。続くトリプルアクセルは決めた。しかし、後半の4回転フリップからの連続ジャンプでは、1本目で着氷が乱れ、続くジャンプが1回転に。演技後はぼうぜんとし、頭を抱えてリンクサイドに。キスアンドクライでは厳しい表情を見せた。

佐藤駿(フジ・コーポレーション)
曲は、ビバルディ「四季」より夏
冒頭、4回転、3回転の連続トーループは、2本目が着氷に詰まってしまった。しかし4回転ルッツは加点がつくできばえ。後半のトリプルアクセルは転倒。
